こんにちは、蝉ぷろです。
趣味・読書です。
年間30~50冊くらいは読みます。
伊坂幸太郎さんの作品で文庫化されたものは、すべて読んでいます。
そんな私が伊坂さんの本を紹介致します。
✔こんな人に読んでほしい
・伊坂幸太郎さんのオススメの本が知りたい方
・最高の小説が読みたい方
ぜひ参考にしてほしいと思います。
絶対オススメの5冊
※あまりネタバレはしないように書いています。
1、ゴールデンスランバー
伊坂本といえばまずこれでしょうか。
かなりのボリュームですが、びっくりするほど一気に読めます。
首相暗殺事件の無実の犯人に仕立てあげられた主人公が、様々な人達の助けを借りながら逃亡する話です。
伊坂さんならではの色々な伏線が散りばめられています。
2度読んでみて初めて衝撃の事実に気づいたりします。
奥が深いです。
読了後、絶対ビートルのゴールデンスランバーが聴きたくなるはずです。
2、アヒルと鴨のコインロッカー
2年前河崎の周りで起きた出来事が進む軸と、本屋強盗をする現在の軸のふたつの時間軸で進む物語。
最初は「なんだこれ…」、という感じで読み進んで行きますが、後半は2つの時間軸が繋がって興奮の「なんだこれ!」に変わります。
これぞ伊坂マジック!という1冊です。
この本を読んだ後はボブディランが聴きたくなります。
伊坂さんの作品の登場人物は洋楽歌いが多いです。
3、死神の精度シリーズ
死神が主人公の短編集です。
対象となる人について調べ、可か不可を決定し、可ならを奪う。
大体「可」にするビジネスライクな死神という設定です。
死神は人間と同じような感じですが、やはり価値観や常識が普通と違っています。
その死神から見る人間の描写というものはとても面白いです。
4、ラッシュライフ
時間軸も登場人物もバラバラな5つの物語が進んで行き前半はかなり意味不明です。
しかし読み進めていくと、意味不明だった描写がどんどん繋がっていき後半できれいに収束します。
個人的には登場人物の魅力が他の作品よりも少ないかな、という印象ですが話の構成は群を抜いています。
物凄い読了感に包まれます。伊坂さんの伏線回収力が輝く一冊です。
5、アイネクライネナハトムジーク
連作短編集。
話ごとの繋がりが伊坂作品らしいが、珍しく奇妙な登場人物が全然出てこない。
これも伊坂作品には珍しく、微妙に恋愛物。
なんともいえないほっこりする作品。あえてこういう作品から入るのもアリかもしれません。
これがハマったら『砂漠』という作品もオススメです。
伊坂幸太郎さんの入門書5冊を紹介致しました。
しかし、正直何を読んでも面白いと思います。
あえて読みやすいものを挙げるとこんな感じになりました。
気になる作品がありましたら、ぜひお一読してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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