池井戸潤さんの絶対おすすめ5冊を紹介【半沢直樹・下町ロケット】

こんにちは、蝉ぷろです。年間すくなくとも50冊は読んでいます。

今回は池井戸潤さんのおすすめ5冊を紹介致します。

池井戸潤さんについて

1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。銀行員、コンサルを経て、「果つる底なき」で第44回江戸川乱歩賞をとりデビュー。その後、様々な賞を受賞し2011年には「下町ロケット」で直木賞もとっている。ドラマ化・映画化した作品も多数。経済界や金融界を舞台にした作品が多い。

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池井戸潤さんのおすすめ5冊

たくさんありますが、厳選しました。

半沢直樹シリーズ

「オレたちバブル入行組」から始まり、現在5作まで発売されている大人気シリーズです。
大手銀行員の半沢直樹が、様々な不正に立ち向かう金融ミステリーです。

ドラマにより社会現象をおこしたこともあり、誰もが一度は耳にしたことはあるでしょう。

ドラマほど「倍返し」と言わないですし、内容もスッキリしています。敵側の心理描写がしっかり描かれています。敵をコテンパンにやっつけてしまう勧善懲悪ぷりは読んでいて痛快です。

下町ロケットシリーズ

元宇宙科学開発機構の研究員で、父親が遺した下町の佃製作所引き継いだ佃航平が、特許使用と部品供給を巡り大企業と立ち向かっていく話です。現在4作まで発売されている人気シリーズです。

直木賞を受賞しているし、ドラマ化も大ヒットしているものすごい作品です。

仕事に対する夢とかプライドとか情熱とかそんなことを考えさせられます。男のロマン溢れる熱い内容です。一気に読める読みやすさですし、勧善懲悪なので読了後はスッキリです。

空飛ぶタイヤ

某自動車会社のトラックの脱輪による死傷事故、リコール隠しを題材にした作品です。事故を起こした運送会社社長の主人公が、隠ぺいを図る大企業に挑む物語。

実際の事件を元にしているだけに、リアルです。中小企業、財閥グループ、銀行と三者三様それぞれのやり合いが熱いです。

上下巻のボリュームですが、常に先が気になる展開で苦もなく一気に読めます。

ルーズヴェルトゲーム

業績不振により事業改善を行う企業と社会人野球部の存続の話です。野球が話の核部分という池井戸作品の中ではかなりレアな部類です。

2014年に唐沢寿明さん主演でドラマ化しています。ルーズヴェルトゲームとは「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、一番おもしろいゲーム展開のことを指します。しかし話の展開的には終盤までどん底で「0対7」くらいの状態が続きます。

最後はやはり池井戸作品だなという展開です。私的にはかなり涙腺にくる作品です。

ようこそ、わが家へ

とある正義感のせいで、ストーカー被害・嫌がらせ被害を受ける。一方、職場でも不正を疑ったことでトラブルに巻き込まれていきます。池井戸作品ぽいハッキリした善悪のやり合いは少なくサスペンス色が強めです。

身近に起こり得るトラブルと金融系の話をうまく融合している作品です。主人公が行動的でない所が他の作品とは違います。事件の真相が気になって一気に読めます。

池井戸潤さんのおすすめ5冊を紹介致しました。

まとめると以下のとおりでした。

  • 半沢直樹シリーズ
  • 下町ロケットシリーズ
  • 空飛ぶタイヤ
  • ルーズヴェルトゲーム
  • ようこそ、わが家へ

5冊言いつつ、シリーズものがありましたがお気になさらず…。

池井戸さんの作品はどれも悪者はコテンパンにやられますので、読了後の爽快感がすさまじいです。そして人間ドラマが熱く、色々なやる気を呼び起こす力があります。

2020年にドラマ「半沢直樹」が始まりました。原作もまた違った良さがあるので読んでみてはいかがでしょうか。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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