大人向け絵本作家ショーン・タンのオススメ5冊【プレゼントに最適】

こんにちは、蝉ぷろです。

絵本大好きです。
気軽に読めるので年間50冊くらいは読んでます。

今回は、大人向けですが子供でも十分に楽しめる絵本作家ショーン・タンの本を紹介します。

✔ショーン・タンとは

1974年生まれ。オーストラリアの大人向けの絵本作家。若くして、彼の作品は世界中で売れまくっています。
また独創的な世界観とタッチの作品は高い評価を得て、様々な賞を受賞しています。
スポンサーリンク

絶対オススメの5作品

なるべくネタバレがないように書いています。
しかし多少はあるので、気になる方はタイトルだけでも見ていってください。

アライバル

ショーン・タンの代表作です。

とある家族の男性が、別の国に1人で移住します。
そこでの男性が日々四苦八苦しながら、なんとか生活いていく様子が描かれています。

一切文字がありません。しかし128ページというボリューム。
1ページ1ページの凄まじい書き込み量です。
読むのに30分はかかります。

異世界の話なのに現実の私たちの暮らしでの悩みに、通ずるものを感じとれます。
読了後は一本のサイレントムービーを観た心地になります。

そんな作品です。

セミ

ショーン・タンの中では最も新しい作品です。

勤続17年、ただただ会社で働くセミの話です。
文字数もページ数も少ないのですぐに読み終わります。

ただ報われない内容が、つらいです。
日本人だからこそ心に刺さる、メッセージ性が伝わります。

ただショーン・タン作品の中ではファンタジー性が低く、異色の部類です。

遠い町から来た話

15作品が描かれた短編集。

それぞれが不思議な世界のお話。
文字の分量的にはショーン・タン作品の中では最も多いです。

完全に大人向け作品です。
短編ごとに雰囲気やタッチが異なり、味わい深いです。

きっとお気に入りの話が見つかるはずです。

夏のルール

不思議な世界で過ごす兄弟のひと夏の話です。
当たり前のように訳の分からない世界で兄弟が遊んだり、喧嘩している姿はかなりシュールです。

おそらく、先述の「遠い町から来た話」の短編の一つ「ぼくらの探検旅行」に出てきた二人です。
子どもの時の、夏休みの楽しさやもの悲しさをぼんやりと思い出させる作品です。

レッドツリー

日本語翻訳記念すべき1冊目の作品。

主人公の女の子の絶望、葛藤、不安みたいな描写が続いていきます。
ショーン・タン作品の中では群を抜いて暗い物語の展開です。

そんな中での小さな希望が、読者を勇気付けるようなそんな作品です。

ショーン・タンのオススメ5作品を紹介致しました

大人向けの絵本でしたら、以下のようなものもあります。
もしお時間ありましたら、ご覧ください。

あなたに合う本を見つけることの一助になれれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました