森見登美彦さんのオススメの5作品を紹介【京都に行きたくなる】

こんにちは、蝉ぷろです。

読書大好き!
年間だいたい50冊読みます。

今回は森見登美彦さんのオススメ5冊を紹介致します。

森見登美彦さんについて

1979年生まれ。奈良県生まれ。京都大学卒業。「太陽の塔」でデビュー。
その後、様々な賞を受賞。直木賞候補にもなったことがある。

作品のおおよそは京都が舞台。
作品のおおよその主人公が阿呆男子。作品のおおよそが不思議な世界に迷い込んでいく。

独特の語り口調の文体も特徴。おおよその作品がとても面白い。

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絶対オススメの5小説

全部面白いです。

1.夜は短し歩けよ乙女

森見さんの出世作です。一番人気のある作品です。2017年に映画化もされています。

「追いかける先輩」と「何も気づかない彼女」それぞれの一人称で交互に話が進んでいきます。
森見作品の中では唯一と言ってよい恋愛モノ。現実的なのだが、不思議な世界観と登場人物。

他の作品でも登場する人物も出てくるので入門書としては一番です。

2.新釈走れメロス

5つの短編集。

日本の代表的な古典小説「山月記」、「藪の中」、「走れメロス」、「桜の森の満開の下」、「百物語」をそれぞれ森見風現代版としてアレンジして書かれています。

もちろん舞台は全て京都です。お腹を抱えて笑えるタイプの内容。
元のお話を一読してから手に取ってみると良いかと思います。

3.四畳半神話体系

大学3回生の主人公の不毛な学生生活の話。
もし、あの時あの選択をしていたらという平行世界が4編描かれています。

それぞれの話ではバラバラでなく、どこか繋がっていることにも気づきます。
なぜか限りなく阿呆な学生生活を羨ましく憧れてしまう、そんな作品です。

アニメ化もされており、そちらもとても良い出来です。

4.熱帯

「我ながら呆れるような怪作である」とは森見さんの言葉である。

「熱帯」という一冊の本をめぐる様々な人の話。
ある人の話の中にさらに別の人の話と続いていって、どんどん訳が分からなくなります。

ニヤッとする所もあれば、ゾクッとする部分もある。
1回読んですぐに、また読み直したくなる不思議な魅力です。

5.有頂天家族

人間に化けて暮らしている狸たちと天狗たちの話。
狸社会のいざこざの中に笑いあり涙ありな内容です。

森見さんの作品の中では、比較的正体不明な不思議さのようなモノは少ないので、読みやすいです。
こちらもアニメ化しています。

森見登美彦さんのオススメ5冊を紹介致しました。

どの本も読み終えると京都に行きたくなります。

というか私は行きました。
下鴨神社や賀茂大橋や吉田神社だったりと、割とそのままの名前が作中に登場しています。
ぼんやりと登場人物に思いを馳せながら、周るのはなかなか楽しいです。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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